子供のサッカークラブはどんなものがあって、どこでやらせるのがいいのか。
長男をボランティア中心のサッカークラブ四年ほど預けてる僕が考えてみました。
四年もやってると色々と感じる事があるんですよ。
子供のサッカークラブはどんなものがあって、どこでやらせるのがいいのか。
子供のサッカークラブはどんなところでやらせるのがいいのかを考えてみました。
どういったサッカークラブがあるのか?
僕が知っている範囲では概ね3つに分けられると思っています。
1.クラブチーム
ますばクラブチーム。
いわゆるサッカーだけの運営してるチームがここです。
Jリーグの下部組織なんかもここで考えて下さい。
企業として多角的なことをやってる場合もありますが、主力がサッカーであればここと考えて下さい。
2.スポーツクラブ運営のチーム
コナミとかそういった運営母体があって、その中の一つにサッカーチームがあるといったようなものです。
クラブチームとの違いはサッカー専門かどうかで考えて下さい。
3.地域のサッカークラブ
昔は少年団なんて言い方をしたりもしましたが。
いわゆる学校単位や地域での活動を行うクラブですね。
運営は父兄やOBのボランティア中心です。
我が息子が通うのもこのカテゴリになります。
各視点からのそれぞれの状況
さて、カテゴリーがわかったところで、今度はサッカーをやるという環境の各視点から、それぞれについて書いてきます。
僕の子供は今の所、スポーツクラブ運営のチームに少しだけ所属し、今は地域のサッカークラブに所属してます。
所属してないクラブチームについては調べた内容や、通わせている保護者の方からもらった情報が中心です。
サッカーをする環境
サッカーをする環境について言えは、クラブチームやスポーツクラブ運営が良いですね。
専用のグランドがあって、遅くまで練習ができたり、雨天でもできたりと。
その点、地域のサッカーチームは小学校のグランドを利用させてもらうのがほとんど。
雨天になれば中止です。
サッカーを教えてくれる人
サッカーを教えてくれる人についてはクラブチームがダントツでしょう。
元プロサッカー選手がコーチであったり、専門のコーチングスタッフが大勢いたりと。
スポーツクラブ運営も似たような所ですが、そこまで専任でなかったりするので少し劣りますね。
地域のサッカークラブになると格段に落ちます。
ほとんどが保護者やOBによるコーチ。
中にはサッカー経験者もいますが、全く門外漢な人も。
教える熱量もやる人によるのでそれこそバラバラで差がでます。
親の関わり方
ちょっと視点を変えて、親の関わり方です。
クラブチームやスポーツクラブ運営のチームは、ほとんどないでしょう。
練習場所への送迎、練習試合や大会の場所への送迎。
その位ではないですかね。
地域のサッカークラブだと運営を自分達でやるので色々あります。
上にあげた送迎はもちろん。
それ以外にもチームの役員や会計、学年の取りまとめ。
子供だけじゃなく親同士がやりとりする必要があります。
はっきりいうとこれが一番面倒。
やる人はやるけどやらない人はやらない。
皆、それぞれ事情があるのはわかるのですが、ボランティアの宿命か、必ず一部に負担がいくんですよね。
これは、サッカーじゃなくてもボランティア中心の運営だと出てくる話かなぁと。
お金
またまた親の視点で、今度はお金。
地域のサッカークラブは、ボランティアという事もあり、コーチたちへの支払い等がない分、クラブチームやスポーツクラブ運営のチームに比べて安価で済みます。
クラブチームなどは、コーチたちへの給与やクラブの維持費、遠征費、お揃いの練習着なとなど色々お金がかかってきます。
スポーツクラブ運営のチームも同じようなものです。
お財布に優しいのは地域のサッカークラブです。
クラブチームやスポーツクラブ運営のチームは、手間をかけなくていい分お金を使うという感じです。
結局どこがいいのか?
これだけみるとどこがいいのか?ってことですが。
僕はサッカークラブかスポーツクラブ運営だと思います。
地域のサッカークラブもいいんですが、親にとって運営に関わらなければいけないのではかなり厳しい環境です。
人数が多かったり、あまり規則がなくゆるくいけるなら地域のサッカークラブでもいいですが。
ほとんどそんなところはないでしょう。
特にコーチをやるとなると大変です。
なんで大変か?って。
それは
「誰がサッカーをするのか?」
なんですよ。
サッカーをするのは誰か?
もちろん子供達です。
彼らはどういう思いでサッカーをやってるのか?
などなど色々思っているはずなんです。
サッカーを教えるって、そういうことを考えてやらないといけないと思うんです。
漠然とやるだけじゃダメなんです。
僕は教えるということはそういうことだと思ってます。
そうじゃないんだったら近所の公園で子供達ど自由にボール蹴ってる方が楽です。
それにそういう方が子供達も楽しかったりしますけどね。
そういう中で「目で盗む」的なことをやれる子って上手くなっていくと思っていますし。
果たして世のボランティアでコーチをやる人たちがどのくらい考えてやっているか。
ボランティアなんだし、そこまで考え込まなくてもいいじゃんという人もいるかもしれません。
でもサッカーをやってる子供達は上に書いたように、何か目標があってくるんです。
それに答えてあげるのがコーチという役割なんです。
それを真剣にやるにはやはり限界がある。
技術にしてもメンタルにしても。
報酬が発生しないからというもあるでしょう。
もし報酬が発生するならかわるかもしれませんね。
だって子供が上手くならなかったら評価下がるし。
忙しくて練習いけないってなったら評価下がるし。
評価ないからこうしてやらなきゃと思う人にだけ頼っての運営になるんですよね。
地域のサッカークラブでの限界はこの辺にあるんだと思います。
技術は持っている人からしかもらえないので。
だからこそ、子供上手くなりたいと思っているのであればクラブチームを選択するべきだと僕は思います。