iPhoneやApple Watchで取得したランニング/ロードバイクのログをGarminやRunstatic、Nike+といいった複数に登録することのできるアプリ「iSmoothRun」を紹介したいと思います。
ランニングやロードバイクにのっていて記録を複数のサービスに登録している人っていると思います。
今まではそれぞれのアプリで計測してアップロードをしていたのが、このアプリを使うことで計測が1つだけで済むようになります。
iPhoneやApple Watchで取得したランニング/ロードバイクのログをGarminやRunstatic、Nike+といいった複数に登録するアプリ「iSmoothRun」のご紹介
今回ご紹介するのはiPhone、Apple Watchで使えるアプリ「iSmoothRun」です。
ランニングやロードバイクのトレーニング結果を複数アプリに記録している人にはとても便利なアプリです。
iSmoothRunでとったログをいろんなところに書き出せる
僕がこのアプリを今回紹介するのは、自分が使って便利だと感じたから。
便利だと思っているのは、1つの記録で複数のサイトにシェア・アップデートができること。
僕はライニングとロードバイクをやっています。
ランニングの記録は「Nike+」と「Garmin Connect」へ。
ロードバイクの記録は「Runstatic」と「Garmin Connect」へとそれぞれのトレーニングで複数のサイトに登録しています。
iSmoothRunに出会うまでは、
ラニンングは、Nike+の記録を取るためにApple Watchで、Garmin Connect への記録のためにForeAthlete620と心拍計としてVivo Smart J HR+を使っていました。
ロードバイクの場合には、Runstaticの記録を取るためにiPhoneで、Garmin Connect への記録のためにForeAthlete620と心拍計としてVivo Smart J HR+を使っていました。
http://www.jn1msd.net/lifeisrun/archives/2016-372/
というような状況で腕につけるものが多かったり、それぞれのトレーニングを開始/終了するのに2つの計測を行ったりと割と手間がかかっていたのです。
これが、iSmoothRunを使うことにより少なくともランニングはApple Watchだけで済むようになりました。
iSmoothRunのセットアップ
早速iSmoothRunのセットアップを紹介。
▼App Storeからダウンロードして起動すると、
▼ヘルスケアとの連動の確認画面が立ち上がります。
▼ここはお好みでいいとおもいますが、私は全てのデータを連動させておきました。
後から設定変更もできるので、悩んだ人は一旦全部連携でいいかなと。
▼こちらが初期画面。
デフォルトで「ランニング」のとなっているようです。
▼ロードバイクの画面はこんな感じ。
▼設定画面。
ここから使っているラニングシューズだったりロードバイクだったりを登録できます。
登録しておくとこれまでの距離が積算されていきます。
▼こちらはランニングの音声ガイドの設定画面。
どのくらいの距離もしくは時間で音声案内をするかどうかを選択できます。
音声案内も、
- ペース
- ケイデンス
- 心拍数
- 時間
- 距離
- トレーニングの平均ペース
が設定できます。
それ以外にもコーチングの設定ができたり、架空のランナー設定をしてペース走の練習に使えるゴーストランの設定があったりと、結構な機能が盛り込まれています。
この設定はアクティビティごとに変更ができます。
なので、ランニングは時間でアナウンスをさせて自転車は距離でアナウンスとさせたりといったことも可能です。
▼続いては「ソーシャル&書き出し」の設定画面。
TwitterやFacebookへのソーシェルネットワークへの投稿や、私のつかっているGarmin ConnectやRunKeeper、それ以外にもStravaなど、主要なアクティビティ記録サービスを網羅しています。
▼Twitterにはログインして認証することになります。
▼設定するとこのように確認画面メッセージが表示されます。
▼Facebookも同じくログインして認証します。
ちなみに、ソーシャル系については2018年08月30日時点で、
- メール
- DropBox
- Runalyze
- 2PEAK
- Daily Mile
- RunKeeper
- Strava
- Nike+
- Garmin Connect
- Movescount
- MapMyRun
- SportTracks.mobi
- FitBit
- TrainingPeaks
- MyFitnessPal
- SmashRun
- RunningFreeOnline
- Tribesports
となっています。
▼ただし、Nike+は登録しようとするとこんなメッセージが。
認証方式が古いのでiSmoothRunからは連携しないよ。
連携したいのならGarmin Connectからお願いね。
ということのようですので、Nike+へはGarmin Connectから連携することにします。
http://www.jn1msd.net/lifeisrun/archives/2015-020/
▼GarminはiSmoothRunのところで選択すると認証画面が表示されます。
自分のIDをパスワードをセット。
▼認証がとおればこんな画面になります。
▼保存中に書き出すをオンに。
これでiSmoothRunで記録して、保存すれば自動でGarmin Connectに書き出されるはずでした。
はずでしたのいうのは、後述で。
▼Apple WatchはiPhoneのアプリ「Watch」からみると「利用可能なApp」に表示されるので、インストール。
▼Apple Watchで起動するとこんな画面が表示されます。
「Start a Session」を選ぶことでどのアクティビティの記録をとるかを選ぶことができます。
であとは他の計測アプリと同じよううに計測するだけ。
基本的には他の計測アプリと同じ使い方です。
iSmoothRunを使っていていて気になったところ
実際にiSmoothRunを使ってランニングやロードバイクに乗ってみてきになったところがいくつかあります。
Apple Watchのみで計測したデータは自動で他のサービスに連携されない
実はiPhoneでこのアプリをまだ動かしていないので、わからないのですが。
少なくともApple Watch単独でデータを取得した場合には、モバイル通信対応のApple Watchでも自動でデータは他のサービスには連携されませんでした。
おそらく、Apple Watch→iPhoneへとデータを転送していると推測され、
そこでデータがストップするんだと思います。
iPhoneでデータ取得したら追記して結果を更新します。
音声ガイダンスが小さく聞き取りづらい
Nike+の音声ガイドってわりと聴きやすくて音楽なんかが小さくなってしっかりと聞こえます。
なのですが、どうもiSmoothRunの音声ガイドは色々調整してみたのですが、ダメです。
音楽は小さくなるものの聞こえてくる音声ガイドも小さい。
なので、仕方なく、音楽が小さくなったらApple Watchをみてその時のペースなどを確認しています。
複数サービスに一気にアップロードできない
これもiPhoneだけでやるとうまくいくのかは未検証です。
少なくともロードバイクのデータをGarmin Conect と Runstaticに両方に送ろうと選択しようとしても、片方しか選択できません。
まぁ送るデータなども微妙に違うでしょうし、フォーマットも違うでしょうからしょうがないところかもしれません。
ランキングやロードバイクに乗るときの計測道具を減らしたいならオススメ
今までは記録を取るために複数の時計やガジェットをつかってスタート前にそれぞれ開始。
終わったらそれぞれを止めるといったそれなりの動作が必要でした。
それがApple Watch一つでできるようになるなんて本当身軽になります。
いろんなところにログを残しだいけど、たくさんの計測ツールは使いたくないって人にはオススメのアプリですよ。
ぜひ気になった方は使ってみてください。