ちょっと古い製品なのですが、ご紹介。
スマホで写真を撮った場合に位置情報であるGPSをONにしている場合には後で写真を見直した時にどこでとったかが分かるようになっています。
どこかに旅行行ったときなんか、「あれ?これどこでとったっけ?」って位置情報があれば思い出しやすいですよね。
Eye-Fi Pro X2は一眼レフやコンデジでとった写真に位置情報を付加してくれるものです。
Eye-Fi Prox X2 カードで位置情報がつけられる仕組み
このモデルは旧モデルでジオタグ機能をサポートしています。
で、取得はGPSではなく周辺にあるWi-Fi機器のマックアドレスを取得してその位置情報を三点計測する仕組みになっています。
なお現在のモデルではGPS機能は付与されなくなっているようです、、残念。
ただAndroid端末を利用すると端末の位置情報をEyeFiカード側のデータに付与することができるようです。
現時点の各カードの種類と機能はこちらにあります。
Eyefi (アイファイ)カード比較表 – MobiとPro X2カード | Eyefi Japan
Eye-Fiのユーティリティーを使えば転送もほぼ自動
Eye-Fiのそもそもの売りは写真を撮った側からデータを共有できるようにアップロードされることです。
通常はカードをカメラから取り出してPC or Macに接続してカメラの付属ユーティリティーでデータを取得すると思います。
Eye-FiはEye-Fiのアプリを設定しておけばFlickrやPicasaなどの各種サービスやローカルのフォルダ、iPhotoへの連携ができます。
Eye-Fiのアプリケーションを常駐させておけば時に気にすることなくデータがカードから取得されて行きます。
iPhotoに関していえばアプリケーションを起動した時点でそれまでにカードから読みこんだ写真が取り込まれます。
良い点だけではない
上に上げたのが私自身が使っていて満足している部分なのですが、当然「ちょっとイマイチ」と思っている点もあります。
バッテリーがへたる
位置情報を掴むまでEye-Fiが通信できる状態=カメラの電源をONの状態にしておく必要があります。
そうするとバッテリーが早くへたります。
たくさんとる方は予備バッテリーを合わせてもっておくことをオススメします。
取り込みのタイミングが指定できない
私の場合にはRAWをフォルダで管理して、jpgをiPhotoに転送しています。
で、Mac側でログをみていたのですが、常駐アプリが一応は定期的にサーバー側にデータ有無を確認してくれているのですが、データがあるのにダウンロードが始まらなかったりします。
強制的に取得する方法がないので、ちょっとイマイチなのです。
カメラのWi-Fiと同時につかえない
まぁ当たり前といえば当たり前なのですが。
最近のカメラはWi-Fiがついていてスマホと連動したりできます。
しかしながらWi-Fiの機能を使おうとするとこちらも電波を発するため両方ONにすることができません。
出先で一眼レフで撮った写真をすぐスマホからTwitterとかFacebookにシェアしたいって時には不便です。
実際にはEye-Fiのダイレクトモードを使えば解消するのですが、その場合には位置情報が付かなくなります。
私の場合には位置情報が重要なので、必要に応じてEye-FiとカメラのWi-Fiを切り替えて使うようにしてます。
トータル的には満足してます
GPSの装置ってもちろんカメラに取り付けて使うものもあるのですが、ちょっとお高いのですよね。
それにカメラが複数あって互換性がない場合にはそれぞれで必要になってきます。
それに比べてEye-Fiカードであれば1枚あれば色々とデメリットもありますが、使い回しができます。
そういった意味でも個人的には今の所満足しているので暫くこのカードを使い続けます。
ちなみに今私が使っているのは、16GBのモデルです。
以前は8GBのものを使っていたのですが、書き込み速度が遅かったのもあって買い換えました。