成毛 眞さん著の40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい を読みました。
この本はサラリーマンが40歳になる前に是非読むべき一冊です。
40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい By 成毛 眞 サラリーマンが40歳になる前に読むべき一冊
40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい(成毛 眞 著)を読みました。
この本を最初に僕が読んだのは38歳。
この時期に読んでよかったなと思っています。
僕の人生このままでいいのかな?と気になった人がこの記事を読んでいると思います。
読んで絶対に損はしない一冊ですよ。
早速どんな内容か紹介していきましょう。
四十代が人生の起動修正をできる最後のチャンス!?
この本ではいきなり「四十代が人生の起動修正できる最後のチャンス」と語っています。
今までのように出向などで全ての社員に人生の花道を準備できなくなった社会。
こうなってくると会社になんでもお願いできるという状況でなくなります。
だからこそ、自分でこれからどうしたいのかの設計をしましょうと成毛さんは言っています。
それができるのが四十代がギリギリなんだと。
本筋をぶらさず、しなやかに自分の人生を渡っていく、そんな資質が大事な時代なったのが今の世の中なんです。
半径50cmの人になってはいけない
成毛さんはせっかく情報収集できる武器であるFacebookやTwitterと言ったソーシャルで「今日はなに食べた」とか「どこどこに出かけた」とかしか呟かない人を「半径50cm」の人と読んでいます。
結構思い当たる人も多いのではないでしょうか。
ふと振り返って見ると最近の自分はすっかり半径50cmの人になってるなぁと。
昔はもう少し情報集めて面白いことや知ってほしいことがあるとTwitterやFacebookに投稿してたのですが、最近は全くできてません。
この辺もう少し時間の使い方を考えないとなと思わせてくれました。
もっと自分の足を使って視野を広めようと成毛さんはこの本の中で書いています。
そして発信だけではなく情報を取集するツールとしても使いましょうということを書いています。
僕にとっては一つの情報源なのなのが、佐々木さん(@sasakitoshinao)の朝のキュレーションです。
毎朝8:00に佐々木さんの目線で気になったことを呟いているのでそのツイートの記事を読んだりして情報を集めています。
半径50cmの人にならないように自分の趣味をアピールしたりして、自分をブランディングするのが大事なんだと成毛さんは説いています。
自分の知識やノウハウを使ってサイドビジネスに
成毛さんはサイドビジネスについても書いてくれています。
上に書いたように自分ブランディングを進めていくとサイドビジネスに繋げることができます。
そこには知識やノウハウといったこれまでの会社人生で得たものを使うことができるということも書いてくれています。
これって結構大きなヒントですよね。
細かいことは本を読んでいただいて自分なりのやり方を見つけましょう。
僕もこの本を読みながら何かないかなぁと考えてみました。
今もそうですが、IT業界にいるので、そこそこIT関連の事は詳しいです。
IT関連できっと誰かの役にも立てるでしょう。
なんせ好きで家で NASを運用してるくらいですから。
そして、2014年11月から2015年4月まで育児休業をとりました。
その時は妻は仕事に復帰して〜あまりこの言葉好きではないのですが〜専業主夫をやって小学校1年生の長男と6ヶ月の次男の育児にも奮闘しました。
育児休業を取ってみたいなと思っている男性にどういう準備をすれば円滑に育児休業が取れるとか、育児休業中の生活の仕方とか、お金のやりくりとかいろんな事を伝えることができるなぁと。
そう考えると色々あるじゃんと楽しくなってきました。
趣味を持とう
成毛さんはオンラインゲームとして盛り上がった「ファイナルファンタジーⅪ」発売当初からどっぷり2年もはまっていたそうです。
これはすごいなぁと思いました。
何もかも忘れて没頭できるものがあるって大事なんですよ。
その事を成毛さんは本の中で色々とご本人の経験からも書いています。
後は自分の趣味に家族を巻き込んで一緒に体験するってのも素晴らしいというか面白いなと。
下の子がもう少し大きなったら何か巻き込んで楽しめるものをやってみようと思います。
健康には無関心も神経質もNG
健康でないことには何もできなくなります。
でも健康を意識すぎるあまり、凝りすぎてもダメだと成毛さんは書いています。
何事もほどほどにして凝りすぎないようにしましょうと。
そして遊ぶための体力をキープして楽しく過ごすことが大事なんですと。
七つの武器で持っているものを最大限に活用しよう
ミドルエイジには以下の七つの武器があって、そのいずれかを持っているはずなんで、うまく活かして人生を楽しくしていきましょうと書いてくれています。
その7つとは、
どれもネガティブな要素だが、なぜこれが武器になるのかは是非、この本を手にとって自分の目で確かめてみてください。
なるほどと思える、目から鱗な事を書いてくれています。
僕らは四十代からが人生を楽しめる時期なのではないか?
この本を読んで思った事は「僕らは四十代からが人生を楽しめる時期なのではないか?」という事です。
多分ほとんどの人がこれまで社会人となって会社に就職したらガムシャラにやってきたのではないでしょうか。
そして気づくと役職を持っている人やそうでない人、様々だと思います。
でもそこから次どうするのか?このままガムシャラに行くのか?
一旦立ち止まって「もっと違う事するぞ」と思うのか?
その違いによって人生が楽しくなるかどうか変わってくると思うのです。
この本に書かれているように自分のレールを会社中心の景色ではなく、自分のやりたい事中心の景色に変えるだけで随分変わると思うんです。
だからこそ自分がこれからどんな事をしたいのか描ける人は人生を楽しくすることができるのではないでしょうか。
これからもまた子供の頃のようにワクワクした人生過ごしたくありませんか?
僕は少なくともワクワクしたいと思っています。
今の人生何か違うと思うなら是非読んで欲しい1冊
僕は育児休業を取ったタイミングから「なんか違うぞ?今までの人生」と思ってちょっとずついろんな事を変えてきました。
遅くまで仕事せずに家族との時間を作ったり、カメラやロードバイクといったやりたい事を少しでもやることにしました。
おかげでまだ完璧ではないですけど、楽しくなってきています。
もっともっとそういうことができるように今、他にもいろんな事を変えようとしています。
なんか自分の人生違うぞ思っている人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。
きっとあなたのこれからの人生を変えるためのヒントがたくさん散りばめられていますよ。