あなたの1日は27時間になるby木村聡子 これを読めば貴方の1日の時間も増える

木村聡子さんの「あなたの1日は27時間になる」を読みました。

この本、フリーランスや個人経営でもないサラリーマンの貴方にも十分当てはまる内容ですよ。
貴方の1日の時間増やしてみませんか。
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あなたの1日は27時間になるby木村聡子 これを読めば貴方の1日の時間も増える

あなたの1日は27時間になる(木村聡子さん)を読みました。

さて、我々に与えられている1日は何時間でしょう?
と問われると、そんなの24時間に決まってるよ、と回答きますよね。
では、その24時間が3時間増えて27時間にする方法がありますよ、と言われたらどうしますか?

そんな馬鹿な、24時間は変えられないよ。

と思うか、

なになに、それ、どうするよの?

と思うか。

後者になりたい方は是非この本を手にしてほしいです。
そんな人のためにこの本を紹介します。

すぐに3時間増える訳ではないよ

この本を読んだからと言って、すぐに3時間増える訳ではありません。
そんな魔法があったなら誰でも使いますよね。

そうではなく、どうやったら3時間を作り出すことができるのか?
を紐解きながら、作者の実績に裏打ちされた時間の産み出し方が紹介されています。

ますばリズムを整えるべし

先ずはリズムを整えましょうと作者は言っています。

夜遅くまで仕事して、家に帰ったら寝るだけ。
また翌朝仕事。
みたいな事をやっていませんか?

そうするととてもではないですが自分の時間なんてありませんよね。

ますばそこを最初に変えましょう。

そのための手法はこの本のなかに沢山書かれています。

そして僕も同じようにやっているのは、残業に対する考え方がです。
アプローチは違いましたが、僕は育児や家事をしたかったのです。
だから夜は会社で遅くまでやらない。

どーしてもの時は家でやる(これダメなんですけどね、この本での指南としては)として会社にいる事をやめました。
そうすると少しずつそのリズムができてきましまた。

仕事の渋滞をなくそう

さてさて、自分の生活のリズムができたら、今度は1日の中で最も多くを占めるであろう、仕事の渋滞をなくしましょう。

少し時間を作り出す話っぽくなりましたね。

ここでも仕事を効率よくやっていくために作者自身がやってきた事が惜しげもなく紹介されています。

本人が実際にやって3時間の時間を作ってるわけですから説得力ありますよね。
ここはぼくも共感する事が多かったです。

締め切りを前倒ししよう

本来の締め切りよりも少し前に設定する。

こうする事であわてなくてすみますよね。

だからなんですが最近僕、締め切り切られて仕事が来るのが嫌なんです。
自分の見積もった時間に合わない時があるからです。
そもそももらってる仕事があって、そこにはめようとすると間に合わない。
だから「どのくらいでできそう?」と聞かれたり、締め切りの調整をできる方がやりやすくなってきました。

70点のボールを納期7分目で投げる

これ、上手いなと。
早めに投げて軌道修正を掛けやすくするのは大事ですね。
こうする事で手戻りの時間も減ります。

依頼した側も出来が違うものが、完成して持ってこられるよりも、事前の確認ができます。
お互いにとってWin-Win(双方にとって望ましい結果)になるのでこれは是非やりたいです。

今は80点のボールを納期9割から納期当日に投げているので・・・(ダメじゃん)

仕事を細かいタスクにわけてみる/ハードルを下げる

この辺は僕も愛用しているタスクシュートにもつながるところ。

何かをやるときに一番てのつかないのって「どうしていいか道筋が見えない」時なんですよ。

長い距離とかを走る時と同じで、「あとどのくらい走らなきゃいけないんだろう」っていう時ってスピードがあがりません。
でも「ここまでいけば一旦このくらいきた」みたいなのがわかる時ってスピードがでてきます。

人って単純なんで、ゴールがみえれば頑張れるんです。
そのためにも作業を分解してわかりやすくする、そうすることで作業全体のハードルを下げるってのが大事になってくるんですね。

仕事環境を効率化する

仕事のやり方をかえたら今度環境です。
環境を変えるっていうのも大事なんですね、僕はまだあんまりできていないので参考になります。

僕の仕事はITなのでPC or Mac がないと全くもって仕事になりません。
毎日Excelだー、PowerPorintだー、Wordだーと格闘しております。

ここで「いいな」と思えたのがファイルのネーミングルール。
途中までは日付をつけて管理、最終的にできあがったファイルに「Fin」をつけてそれ以外は削除。
どれが最新か、いつ編集したかわかるので便利だなぁと。

僕もこれはやってみようと思います。

ちなみにここではフォルダの階層は1-2階層がオススメになっていますが、僕はもう少し深いです。
深くしてもショートカットを作ってすぐにアクセスできるようにしているので。
ここは好みの問題かなぁと。
自分にあったやり方を見つけることで効率化するってことに変わりはないんですけどね。

最後は仕事をスピードアップさせる

ここが肝になってくるところです。
仕事をスピードアップさせます。

スピードアップといっても手を抜くのではなく「いかに効率良く」やるかです。

根性論は捨てるべし

僕もとっくにすてたのですが、「遅くまでやってでも成果を出すべし」みたいなのはダメなんです。
自分の時間を作るには。

上にもかいたように「いかに効率よく」やって仕事を完成させるか、そういう気持ちを持つことが大事なんです。

マニュアルを作ろう

マニュアルを作るのって苦手なんですが、できるだけ作るようにしています。
これは「一度やった作業は内容が多少違っても同じようなことをやることになる」という、ライフハック系では有名なシゴタノの佐々木正悟さんからも聞いたことがあって。
それ以来できるだけ箇条書きのメモでもいいのでマニュアルを作るようにしています。

そうすると実は人にもお願いができて、自分の時間を節約できるんですよね。

メール通知オフとメール返信タイム

メール中心の作業をしている人には絶対オススメです。
これでなんで問題ないかは是非本を読んでください。

僕もこの効果はあると思って、やっています。

1日で自分ができる仕事の分量を、感覚ではなく、シビアに見積もる習慣をつけること

自分が1日でどのくらいのことができるのかを知ることはすごく大事です。

だって1日でできること以上のことができるはずはないのですから。
ぼくはこれを上にあげたシゴタノでも取り上げられているTaskChute2を使って実現してます。

これについてはブログに書いているのでそちらを読んでみてください。

http://www.jn1msd.net/lifeisrun/archives/2014-004/

僕はすでに1.5時間くらいはできていた

感覚的ですが、僕は3時間とまではいかなくとも1.5時間くらいは時間が昔に比べてできたと自覚しています。
それはこれまで紹介したやり方を同じようにやっているからです。

だからこの本に書かれることとTTP(てっていてきにぱくる)をすれば絶対に3時間余裕が生まれます。

1日を27時間にできるかは自分次第

作者も最後にかいていますが、1日を27時間にできるかは自分次第です。

飲み会の誘いを断ったり、自分の1日の作業を見積もったりと自分自身で決めてやっていくことが大事です。
そこをやり続けることで3時間という新しい時間が生まれます。

これを読んで、「自分には無理かな?」と思った方、諦めないでください。
ここには断片的にしか書いていないので本をちゃんと読めばきっとできます。

ということで自分の時間がないと嘆いているあなた、この本を読んで是非自分の3時間を取り戻してみてください。

1日を27時間にしたいなと思った方、是非この本を読んで27時間にしてください